「私も卒業式に袴を着たい!」小学校の卒業式で増える袴スタイル
大学の卒業式のスタイルの定番となっている袴スタイルですが、最近の流行では、小学生の卒業式でもは袴スタイルに身を包んだ女の子が増えてきました。そこで今回は、昨今の卒業式袴事情をはじめ、小学生が卒業式で袴を着る場合に気を付けたいことなどをご紹介いたします!
小学校の卒業式の服装に変化が!?
小学校の卒業式では、スーツスタイルが最も定番の服装ではないでしょうか。女の子の場合は、清楚なブラウスにきちんと感のあるジャケットとスカートという姿がよく見られます。
スーツスタイル以外だと、フォーマルな雰囲気のワンピースの上にカーディガンorボレロといった着こなしも。ところが最近ではそういった卒業式の服装に少し変化が…..。
数年前だと、人気アイドルのステージ衣装によく似たスーツセットが大流行し、卒業生の女の子の多くが同じような服装だった…ということがあったようで、個性を大事にする世の中の流れからも「他人とかぶらない個性的なスタイル」への需要が高まっているのかも知れません。
そんな中で、徐々に人気が出ているのが袴スタイルです。
ジュニア向けの雑誌で特集が組まれることもあり、認知度も少しづつ上がっています。卒業式の服装としては、卒業生の袴姿を見て「自分も着てみたい!」と考える女の子が増えているようです。
卒業式の準備、着物や袴は購入?レンタル?費用はどのくらいなの?
小学生の女の子は、これからまだ身長が伸び、身体のシルエットも女性らしく成長していくため、買い揃えた着物と袴がすぐにサイズアウトし、着られなくなってしまうということも考えられます。
そういった理由から、購入するよりもレンタルする人の方が多いようです。
商品もネットショップなどでもリーズナブルな価格帯の商品も増えていますが、
せっかくのハレの日なのに、
「ああ、ちゃんとしたところでお願いすればよかった…」
「自分でやったけど、着付けがもうバタバタ」
「結局、娘に嫌な思いさせちゃったかな….」
なんてもったいない声も聞かれました。
長女の時に、失敗して、次女の時は、失敗しないように、すべて対応してくれる呉服屋さんでお願いされる方が多いようです。
着物と袴のセットレンタルはもちろん、着物や袴のみ単品でもレンタルOKという業者がほとんどですので、もし丁度よい着物をお持ちの場合は、袴のみレンタルという方法もあるでしょう。
セットでのレンタルのみ場合の料金で、安いものだと数千円から、一般の相場でも4~6万円が主流になってきています。
「着物の柄が他の子供と被るのを避けたい」
「一生に一度のイベントなのでこだわりたい」
という方も増え、高級品レンタルの人気も上昇しています。また、早期に予約をしたり、複数名分をまとめて予約したりすると割引や特典がつくサービスを実施している業者も増えており、案外お得にレンタルできる場合もあるようです。
卒業式当日の袴の着付けやメイクアップ、ヘアアレンジはどうする?誰がする?
「さあ、着物も袴も準備ができた!でも、誰が着付けしてあげるの?」
「ハレの日なのに我が子だけチグハグな着付けで大丈夫?着崩れしないかな?」
「写真撮影で私の子だけ着付けなんかちがくない?」
「メイクは?」「私ので大丈夫?肌に合うかな?」
「ヘアアレンジは?」「そんなこと言われてもできないよ…!」
なんて卒業式当日にバタバタしたくないですよね…。親御さんも着替えやメイクなど準備しないといけないですし、なにかと忙しくなる当日は、余裕をもって行動したいですよね。
しかも、その衣装レンタルの場合、数日間レンタル後、使い終わったら返却するというもので、袴と着物の着付けやメイク、ヘアアレンジは内容に含まれていないため、ご自身で対処していただく、といったお店がほとんどになります。
せっかく衣装は予算内で本人の希望のデザインを確保できたのに、ここから着付けをまた別のお店でお願いしたり、さらに美容室でメイクやヘアアレンジもお願いしたりと、
結局、予算を相場に合わせて4~6万円で考えていたのに、なんだかんだ総額で8~10万円もかかってしまった…
なんてことにもなりかねません。なので、どう対処するかあらかじめ決めておく必要があります。
小学生の女の子の袴の着付けとその注意点
袴の着付けは、処理が難しい帯やおはしょりの部分が隠れるため、プロからしても着物の着付けほど難しくありません。
なので、何度か練習をしてご自宅で着付ける方もいらしゃいますが、卒業式は一度きりの大切な日ですので、美容室などで着付けのプロにお願いする方が安心でしょう。
その場合、式典が始まる時間や学校までの移動時間なども考慮して予約を入れましょう。卒業式シーズンの予約は早めにしないといっぱいになることもあるので、その点も気をつけておきましょう。
式典会場での防寒対策は大丈夫?
小学生の場合、卒業式が行われるのは主に体育館。そして時期は3月。空調設備や防寒対策が整っていれば別ですが、床が冷たく室温も低い場合が多いのではないでしょうか。
そんな中での袴姿は、かなり寒いことが予想されます。
袴(下半身)の防寒対策は?
袴の構造はスカートと同じで帯から下は筒状のため脚や腰が冷えがちです。ですので、袴の下にレギンスやタイツ、ハイソックスを履くなど防寒対策を考えておく方がよいでしょう。
ただし、合わせる履物が草履かブーツかにも留意して選んでください。寒さが苦手な人は、レギンスなどの上に貼るカイロを使うとより効果的です。
着物(上半身)の防寒対策は?
着物の下にも、温かい下着を着ておくと安心です。
その場合、袖が長いものは手を上に挙げた時に着物の袖口から見えてしまうことが多いので、七分袖くらいの短めの下着がおすすめです。
また衿元も着物から覗かないよう、やや開きの広いタイプを身に着けるようにするとよいでしょう。
足元は草履?ブーツ?式典会場では上履き?
袴の場合、足元は草履が基本スタイルですが、最近は厳密にこだわることもないため、ブーツを合わせるスタイルも人気です。
どちらを選んでもOKなのですが、小学生の場合は教室や式典会場(主に体育館)で上履きに履き替えること、草履や足袋を履きなれていないことから、ブーツにする方もいらっしゃいます。
小学生の女の子が袴に草履を合わせるときの注意点
履物を草履にする場合、必ず足袋を履きますが、足袋の上から上履きを履くなると窮屈な上、脱ぎ履きもしにくくなります。
ただでさえ慣れない袴を着ているのに、さらに足元まで普段と勝手が違うとなると、小学生にとっては大きな負担になるでしょう。
また、草履とブーツでは袴を着付ける長さが異なります。
ブーツがやや短めに着付けるのに対し、草履はくるぶしが見えない程度に長めに着付けるのが一般的です。
そのため、ヒール部分にやや高さのある草履からペタンコの上履きに履き替えた時、床に袴の裾を引きずったり、階段などの段差がある所では裾を踏みやすくなり、転倒の可能性が高くなることも考えられるでしょう。
小学生の女の子卒業式、袴にブーツを選ぶ理由
履物をブーツにする場合、足袋の代わりにハイソックスやタイツを履きます。
普段から履き慣れている上、底冷えする体育館では防寒の効果も発揮します。
またブーツ自体、履き慣れていない草履よりは格段に歩きやすく、袴の裾も短めに着付けるので、踏んで転倒する可能性も草履に比べて低くなります。
あとは、お姉ちゃんが卒業式で合わせていた袴にブーツのスタイルが可愛くて、自分もしたいという場合もあったりします。
小学生の場合、これらの点も考慮した上で、ご本人様のご要望を聞きながらお決めいただくのがいいでしょう。
レンタル予約は年々早まる傾向
小学校の卒業式の袴姿のレンタル予約をする時期も、年々早まっている傾向です。
近年では前年4月(学年開始時期)に卒業式日程が確定した時点で、レンタル予約をするという方も増えています。
成人式ほどではないにせよ、各学校での卒業式日程は3月上旬~中旬に集中するもの。
そのため早めに予約をしておかないと、人気の色や柄が予約でいっぱいになってしまうことも多いんですね。
また中学受験等の関係で「秋頃以降はバタバタするから」と、一学期中等の早めに卒業式の準備を済ませてしまう方も多いようです。
小学生卒業式の袴スタイルのメリットとデメリットの両面を踏まえて
小学生向けの商品が増えたことで随分と選びやすくなった袴ですが、着ることにはメリットとデメリットの両面があります。
現状、黒やグレー、ネイビーといった色合いの服装が多い中では特に、華やかな袴スタイルは注目を集めます。
当然、まわりよりも個性が引き立ち、写真映えもするので、印象深い思い出になることは間違いないのですが、言い方を変えると全体の中で浮いた存在とも捉えられます。
それに加えて、階段などの歩行やトイレのしにくさ、着崩れてきた場合の対処が自分でできるかといった、着慣れない服装であるがゆえの問題もあります。
卒業式は、6年間通った小学校の最後の晴れ舞台。
お子様にとって最高の思い出ができるよう、メリットとデメリットをきちんと踏まえた上で選んでみてください。
かけひで小学生の卒業式袴はレンタルできるの?
私たちかけひは創業より80余年、老舗総合呉服店として、兵庫県小野市を拠点に着物のプロという誇りをもって「皆様の人生をお着物を通して豊かにする」ために、お仕事をしてきました。
そのため、地域No.1として、これまで大変多くのお子様の小学校卒業式の袴スタイルをトータルコーディネートさせていただいております。
ここまでお伝えしてきた小学生の袴スタイルの実情も踏まえて、地域の皆様に愛されてきた老舗総合呉服店かけひだからできる、ハレの日にふさわしいプランをご用意させていただいております。
\必要なことは全部おまかせ/
かけひ限定 小学生 卒業式袴レンタルプラン
二尺袖着物(一級品)
袴(一級品)
着付けコーディネート
(プロの着付師が担当いたします。)
メイクアップ
(プロのスタイリストが担当いたします。)
ヘアアレンジ
(プロの美容師が担当いたします。)
※ブーツのみご準備いただきますようよろしくお願い申し上げます
39,800円(税込)
相場の予算内で、
「袴一式レンタルできて、着付けも、メイクも、ヘアアレンジも、もう全部お願いしちゃいたい…!」
「子どもの希望のデザインで、メイクや髪型もかわいくしてあげたい…!」
「ハレの日だから、特別で上質なものがいい…!」
「他の子とは被らない、違う色柄がいい…!」
「袴を着せてあげるチャンス!」
「子供の準備はプロにお願いして、自分たちの準備の時間も欲しい..!」
などなど、こんなご要望を聞いて、
すべて叶えて、小学校の卒業式を最高のハレの日にしたい…!
という、筧社長の想いから、老舗呉服店のかけひだからできる、ハレの日にふさわしいプランをご用意いたしました。
卒業式まで時間があるご家族も、
もう数ヶ月しかないけど何も決まってないご家族も、
ママ友に卒業式を備えている方がいらっしゃる方なども、
ぜひ、まずはご相談いただければと思います。